おはようございます!

昨夜はたっぷりと名湯に浸かったおかげか、今朝は驚くほど目覚めが爽やか。温泉の力って、やっぱりすごいですね。
まずは目覚めの朝風呂へ。

体を芯から温めてスイッチを入れたら、軽く外へお散歩に出発です。
再訪、共同浴場。明るいところで確かめた結果は……?

向かったのは、昨夜も訪れた「共同浴場」。

暗闇の中では「川端康成、視力良すぎじゃない?」と首を傾げてしまいましたが、明るい時間なら何かが分かるはず!
あたりはすっかり明るく、清々しい景色が広がっています。

さっそく、踊り子が手を振っていたとされる場所から宿を眺めてみますが……

「……うーん、やっぱり分からない(笑)」
小説の中で「私」がいた榧(かや)風呂は、構造上、今は半地下のような場所にあります。対岸からだとどこがどこやら…。「あそこかな?」と目を凝らしてみるものの、確信は持てずじまいでした。
「踊り子一」と、太宰治の足跡
宿に戻り、お部屋へと続く玄関横の急な階段を上ります。

上りきってすぐ右側が、私が泊まっている「踊り子七」。

映画の撮影にも使われた特別なお部屋ですが、今朝は少しだけ左の方へ寄り道をしてみました。
廊下の突き当たり正面にあるのが、「踊り子一」。
学生時代の川端康成が実際に泊まり、その時の実体験が『伊豆の踊子』のモデルになったという、まさに伝説の客室です。100年前、ここからすべてが始まったんだと思うと、廊下に立っているだけで背筋が伸びるような思いがします。
さらに驚いたのが、その手前にあるお部屋。

なんと、あの太宰治が『東京八景』を執筆した部屋なのだそう。川端康成だけでなく、多くの文豪たちがこの静寂と湯を求めてやってきたのですね。ここはまさに、文学が生まれる場所だったんだと改めて実感しました。
さて、お楽しみの朝ごはんへ
文豪たちの気配を感じながらお部屋へ戻ると、時刻はまもなく8時。
お散歩とお風呂で、お腹の準備も万端です!
次回は、福田家さんの朝食編をお届けします。朝からまた、幸せな時間が待っていました。
つづく↓