積善館には、3つ(+有料貸切)のお風呂があります。
1つめは前回ご紹介した本館の「元禄の湯」。
前回の元禄元年の記事はこちら👇🏻
2つめは山荘にある無料貸切風呂「山荘の湯」。
3つめは佳松亭にある大浴場・露天風呂「杜の湯」。
せっかくアーリーチェックインしたので、まずは人気の「山荘の湯」へ参りましょう!
山荘の湯(宿泊者専用・無料貸切)
貸切といっても予約は不要。空いていたら入口の札を“使用中”にして入るシステムです。
口コミでは「なかなか空いていなかった!」という声も多かったのですが——
今こそアーリーチェックインの特権発動!
通常チェックイン前なら、空いている確率が高いはず。
本館玄関の正面階段を上って2階へ。

そして本館と山荘をつなぐ「浪漫のトンネル」を抜けます。ここ、まるで異世界。

トンネルを抜けた先には…まさかのエレベーター。

これで3階へ上がって進むと「山荘の湯」に到着です!

山荘の湯は「壱」と「弐」の2部屋。どちらも空いていました!
「壱」はこんな感じ。

「弐」もほぼ同じで、湯船が2つにシャワーが1つ。

シャンプー類はありますが、ドライヤーはなしなので注意です。

洋風タイルにステンドグラス調の窓。小ぢんまりとしていて可愛い!
雰囲気は「元禄の湯」のミニ版という感じです。
アーリーチェックインしなくても、夕食後の時間帯は意外と空いていることが多いみたい。
ちなみに、元禄の湯も杜の湯もここも、すべて同じ源泉「明治湯」。
無理にここに入らなくても、十分満足できます。
杜の湯(宿泊者専用・大浴場+露天風呂)
15時前、今度は佳松亭の「杜の湯」を目指します。
山荘4階へ上がり、「鏡の廊下」と呼ばれる通路を通って佳松亭へ。

そこからさらに5階に上がると、空気が一変。
本館とはまったく違うラグジュアリー空間が広がります。

暖簾をくぐり、静かな廊下を進むとーー

「杜の湯」に到着!

しかも…誰もいない!広々とした内湯を独泉です。

※写真は公式サイトフォトギャラリーより
こんなに広いのに、循環・消毒なしの100%源泉かけ流し(清掃後のみ加水あり)。
肌ざわりは柔らかく、さっぱりしているのにしっかり温まります。
浴槽は2つに分かれていて、小さい方が少し熱め。
露天風呂は緑に囲まれ、湯温もちょうどよく、ずっと入っていたくなる気持ちよさでした。

※写真は公式サイトフォトギャラリーより
シャワーは7台、洗い場も広く、脱衣所は木のぬくもりのある空間。
ドライヤーも完備で快適です。髪を洗うなら「杜の湯」一択!

お風呂上がりには「水出し健康茶」が用意されています。
“外からも中からも健やかに”って書かれていて、なんだかほっこり。

お茶を飲みながらベンチで一休み。極楽時間です。
有料貸切風呂「積」「善」
杜の湯の手前には、有料貸切風呂の入口もあります。

外に出た先の小屋のような建物の中に2部屋あり、
「積」はこんな感じ。

※写真は公式サイトフォトギャラリーより
「善」はこちら。

※写真は公式サイトフォトギャラリーより
45分3,300円とのこと。家族やカップルで入るのにぴったりです。
お気に入りはやっぱり「元禄の湯」
積善館にはお風呂がたくさんありますが、私は部屋に近く、何度入っても心地よかった「元禄の湯」が一番のお気に入りでした。
山荘の湯も杜の湯も、それぞれ個性があって魅力的。
館内で“お風呂めぐり”ができるなんて、まさに温泉天国です。
温泉って、やっぱり幸せ!
次回は、本館の部屋へ戻りましょう!
つづく↓