
嬬恋村の「あやめ亭」さんで大満足の地産地消ランチを堪能したあとは、いよいよ今回の旅の目的地、万座温泉へ向かいます!
車を走らせ、有料道路「万座ハイウェー」に入ります。
……が、この有料道路もやっぱり、走っていたら「いつの間にか入っていた」系の道路でした(笑)。
相変わらず入口と出口がよく分からないまま、突如として料金所が現れるスタイル。ちなみにETCは使えないので、小銭をすぐ出せるように準備しておくと安心です。
道順はとてもシンプルで、基本的には一本道をひたすら上っていくだけ。地図の読めない私でも迷う心配はありませんでした。
標高約1,800メートルの万座温泉まで続く山道は、くねくねカーブこそ多いものの道幅は広め。運転がそれほど得意ではない私でも、不安なく走ることができました。
新緑から一転。気づけば真っ白な世界へ
走り始めは、窓の外に広がる新緑を眺めながら「気持ちいいドライブだなぁ」とのんびり。
……ところが、標高を上げるにつれて景色が一変。
気づけば辺りは濃霧に包まれ、視界は真っ白。霧というより、雲の中を走っているような感覚です。
幸い前を走る車も対向車もほとんどいなかったので(霧で見えていないだけじゃないことを祈ります……笑)、スピードを落として慎重に進めば特に危険は感じませんでした。
……と思った矢先。
目の前に、お猿さんが突然飛び出してきたではありませんか!
思わず「うわっ!」と声が出るくらいびっくり。心臓が止まるかと思いました(笑)。
そんなハプニングもありつつ、霧の山道を走ること約45分。ようやく万座温泉に到着です!
旅の解像度がグッと上がる「万座しぜん情報館」へ

万座温泉に着いて最初に立ち寄ったのは、万座バスターミナルの目の前にある「万座しぜん情報館」。
入館無料で利用できるビジターセンターで、上信越高原国立公園の自然や火山の仕組み、万座温泉の歴史などを楽しく学ぶことができます。
温泉街を歩く前にここへ立ち寄ると、「ただ温泉に入る」だけでは終わらない旅になるので、個人的にはかなりおすすめのスポットです。
館内をふむふむと見学していると、思わず足を止めたのがこちら。

クマ出没情報マップ。
地図には目撃日時が細かく書き込まれていて、「えっ、こんなに出てるの!?」と思わず二度見してしまいました(笑)。
掲示を見る限りでは人的被害は確認されていないようですが、「散策の際は熊鈴などを携帯してください」との注意書きも。
「人の気配を感じたら逃げてくれるタイプなのかな?」なんて勝手に安心しかけましたが……。
いやいや、油断は禁物!
ひとり旅でクマと遭遇したら、笑い話では済みませんからね。
特等席の展望テラスへ!……と思ったら?

情報館をひと通り見学したら、いよいよお楽しみの「空吹展望テラス」へ。
ここからは、万座温泉のシンボルともいえる「空吹(からぶき)」を一望できるそうです。
空吹とは、古い噴火口跡から勢いよく水蒸気が噴き出している景勝地。お湯ではなく蒸気だけが「空っぽ」で吹き出すことから、その名が付いたと言われています。
周辺は火山ガスが濃いため立ち入りは禁止されていますが、この展望テラスなら安全に眺められる特等席。
荒々しい山肌から立ち上る噴気と、硫黄の香りに包まれながら、活火山の息吹を間近に感じられる——。
……はずだったのですが。
期待に胸を膨らませてテラスへ出てみると……。

天気、わるーーーーーーい!!!
薄々そんな予感はしていましたが、想像をはるかに超えるホワイトアウト状態。
何も見えません。
本当に何も見えません(笑)。
空吹がどこにあるのかどころか、景色そのものが完全に消えていました。
それでも、どこからか聞こえてくる水のせせらぎと、鼻をくすぐる濃厚な硫黄の香りだけはしっかり届いてきます。
視界はゼロ。でも耳と鼻は大忙し。
五感のうち二感くらいをフル活用して、「あぁ、万座温泉に来たんだなぁ」と実感することができました(笑)。
……あとは心の目で空吹を見ることにします。
これはこれで、万座らしい思い出ということにしておきます(笑)。
宿へ向かう前に、お得な「湯めぐり手形」をチェック!

再び館内へ戻ると、温泉好きには見逃せない情報を発見!
万座温泉には、お得に湯めぐりが楽しめる「湯めぐり手形」があるそうです。
- 日帰り利用:手形代1,300円+各施設利用料500円(1回)
- 宿泊利用:手形代1,300円で対象施設3か所の日帰り入浴が無料!

日帰り用はこの情報館で購入できますが、宿泊者向けは各宿のフロントで販売しているとのこと。
これは買わない理由がありません。宿に着いたら真っ先に購入決定です!
時計を見ると、時刻は14時25分。
今回宿泊する「万座ホテルジュラク」のチェックイン開始は14時30分。
ほぼジャストタイミングです!
それではいよいよ、この旅最大の目的。
日本一ともいわれる高濃度の硫黄泉を待つ「万座ホテルジュラク」へ向かいます!
次回、チェックイン!
つづく↓