ブログ開設1周年記念の振り返り企画も、ついに今回で最終回!第3弾のスタートです!
第1弾、第2弾と、私の溢れんばかりの温泉愛(そして毎回どんどん長くなる記事……笑)にお付き合いいただき、本当にありがとうございます。
全3回でお届けしてきた「この1年で出会った愛しの15軒」の旅も、いよいよ最後の5軒となりました。
ラストを飾る今回も、歴史小説の世界に迷い込んだような老舗宿から、五感で楽しむ極上の湯守の宿まで、濃厚すぎるラインナップでお届けします。
それではさっそく、前回予告していた、伊豆の踊子の舞台としても名高いあのお宿からいってみましょう!
11. 静岡県:湯ヶ野温泉「福田家」

静岡県河津町の湯ヶ野温泉にある、明治12年創業の歴史ある老舗温泉旅館です。
かの川端康成が名作『伊豆の踊子』を執筆し、その舞台そのものとなった宿としても広く知られています。

今回私が宿泊したのは、なんと映画『伊豆の踊子』の撮影で実際に使われたという特別なお部屋!歴史を感じる空間に、すっかり吉永小百合さん気分で満喫してきました(笑)。
物語の中にも登場する名物「榧(かや)風呂」をはじめ、味わい深い岩風呂や露天風呂もすべて贅沢な源泉かけ流し。まさに文学と情緒がそのまま形になったような、素晴らしい一軒宿です。

夕食にいただいた伊豆天城の名物「猪鍋」や、河津の新鮮な「わさび丼」の美味しさも格別でした。
▼ 福田家の詳しい滞在記はこちら
12. 静岡県:伊豆下田「金谷旅館」
静岡県下田市にある「金谷旅館」さんは、慶応3年(1867年)創業という、こちらも圧倒的な歴史を誇る老舗温泉旅館です。
宿の代名詞とも言える名物「千人風呂」は、日本一の広さを誇る総檜造りの巨大な湯船!源泉かけ流しの圧倒的な湯量を誇る混浴風呂です。「えっ、混浴……?」と身構える方もいるかもしれませんが、宿泊すれば時間を狙って贅沢に「独泉」することもできちゃいます。
それにしてもこの千人風呂、本当に体育館みたいに広いんです(笑)。驚くことに、他の方の迷惑にならなければなんと「遊泳OK」という懐の深さ!日本一の広さを誇る宿の、圧倒的な余裕を感じてしまいました。
ちなみに女湯(万葉の湯)も十分すぎるほど広いので、女性1人でも大満足で極上のお湯を堪能できますよ。

電車なら駅から徒歩4分、バスならバス停から徒歩0秒という、アクセス抜群な立地もひとり旅には最高に嬉しいポイントです。
▼ 金谷旅館の詳しい滞在記はこちら
13. 岩手県:藤七温泉「彩雲荘」

岩手県八幡平市、標高1,400mの十和田八幡平国立公園内にぽつんと佇む一軒宿の秘湯です。
「東北最高所の温泉」として知られ、足元からプクプクと湧き出る源泉100%の乳白色の泥湯と、雄大な大自然の絶景をダイナミックに満喫できる広い野天風呂が最大の魅力です。

私が訪れたのはゴールデンウィークだったのですが、山の上はまさかの激しい吹雪(笑)!視界が信じられないくらい悪い上に、お風呂自体が広すぎて、もはや露天風呂の全貌がまったく掴めませんでした(笑)。でも、そんな過酷な状況の中で入る温泉が、もう信じられないくらい気持ち良くて……!「ここは絶対にまた来よう」と心に誓ったお宿です。

そして、ここはとにかくご飯が美味しい!私的には、今まで人生で食べたバイキングの中で文句なしのナンバーワンでした。山菜が中心のちょっぴり地味めなラインナップなので異論もあるかもしれませんが、一口食べた瞬間にその美味しさに感動!山菜好きにはたまらない最高の楽園です。
▼ 彩雲荘の詳しい滞在記はこちら
14. 静岡県:伊東温泉「大東館」

伊東駅から徒歩約10分という好立地にある「大東館」さんは、源泉100%かけ流しの湯を24時間いつでも好きな時に楽しめる、お湯自慢の温泉宿です。
ここの面白さは、なんといってもお風呂のバリエーション!

戦時中の防空壕跡をそのまま利用したスリリングな「五右衛門風呂」や「寝風呂」など、予約不要で空いていれば何度でも貸切にできる3つの無料貸切風呂があり、大浴場や露天風呂と合わせて館内だけで完璧な湯めぐりが楽しめます。

加水も加熱も一切せず、毎分297リットル(!)という驚異の湯量を誇る3本の自家源泉を、すべての湯船にこれでもかと贅沢に注ぎ込んでいます。
伊東温泉って全国的にはどこか地味な印象を持たれがちですが、実は湧出量は全国第4位、源泉数も全国第3位という、日本屈指の「ドバドバ温泉天国」なんですよね。こちらのマイルドな単純温泉は、身体に全く負担をかけずに、じわぁっと細胞が蘇るような感覚(あくまで個人の感想です笑)。「あー、疲れたな……」と思ったときに、真っ先に逃げ込みたくなる優しさです。
▼ 大東館の詳しい滞在記はこちら
15. 山梨県:奈良田温泉「白根館」

記念すべき15軒目の最後を飾るのは、山梨県南巨摩郡早川町の最深部、南アルプスの麓に位置する一軒宿です。都会の喧騒を完全に忘れることができる山奥の秘境です。
白根館さんの最大の魅力は、敷地内から湧き出る独自源泉「七不思議の湯」。
お湯に手を浸した瞬間に、誰もが「えっ!?」と声を上げてしまうほどの圧倒的な「とろんとろん」の肌触り!さらに、天候や気温によって透明からグリーン、乳白色へと色が変化する、とっても神秘的なお湯なんです。あまりにもお湯がとろとろ・つるつるすぎて、お風呂の中で思いっきりコケかけましたが(笑)、そんなハプニングも含めて本当に最高なお湯でした。

お部屋の窓から遠くに見えるエメラルドグリーンの奈良田湖と山々がとても綺麗でした。
▼ 白根館の詳しい滞在記はこちら
以上、この1年間で私のブログに紡いできた、愛しの温泉宿15軒を振り返ってみました!
温泉への情熱だけで勢い任せに始めたこのブログでしたが、こうして改めて振り返ると、どのお宿にも忘れられない景色やお湯、そして旅の思い出がぎゅっと詰まっていて、「本当に濃い1年だったなぁ」としみじみ感じます。
2年目も、頼りない脳内記憶(笑)だけに頼らず、このブログに旅の記録をしっかりストックしながら、まだ見ぬ極上の「良いお湯」を求めて、旅を続けていきます!
「ここの旅館最高だったよ!」
「ここへ行ったらこれだけは食べて!」
そんな皆さんおすすめの温泉情報も、ぜひ気軽にコメントなどで教えていただけたら嬉しいです♨️
2年目の『ひとり温泉はじめました。』も、どうぞよろしくお願いいたします!

