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【身延山】関東最大級の高低差を空中散歩!名物「くし(苦死)切りだんご」で縁起を担ぎ、ぴょこんと顔出す富士山に大興奮|奈良田温泉ひとり旅㉞

タクシー課金(ちょっと手痛い出費でしたが……!)の甲斐あって、無事に最終1本前のロープウェイへ滑り込み成功!

只今の時刻は【 15:40 】。山頂からの最終下り便は【 16:40 】なので、滞在できる時間はピッタリ1時間。ここからは大人の余裕を持って(?)身延山観光スタートです!

身延山ロープウェイは、日蓮宗の総本山・身延山久遠寺の裏手から、標高1,153mの山頂「奥之院思親閣」までを結ぶロープウェイ。全長1,665m、高低差はなんと763m! 実は関東のロープウェイでは最大級の高低差を誇る、ものすごい乗り物なんです。

「あと数分遅れていたらアウトだった……」という安堵感に包まれながら、いざ標高差763mの空中散歩へ出発!

ゴンドラは足元近くまで大きなガラス面になっていて、開放感抜群です。

発車してしばらくすると、タクシーで大急ぎで通り過ぎてしまったためまだ全く見られていない、久遠寺の広大な境内や五重塔が眼下に見えてきました(後で絶対に近くで見たい!)。

景色はみるみるうちに小さくなり、その向こうには雄大な富士川や山々のパノラマが広がります。あまりの美しさに、思わず窓に張り付いてしまいました(笑)。

乗車時間は約7分。さっきまで「間に合うか!?」とあれだけ必死にハラハラしていたのが嘘のように、絶景を眺めているうちにあっという間に山頂へと到着です。


チョキンと「苦死」を切り落とす、粋な開運だんご

山頂に到着して、まず私がしたかったこと。それは……名物のお団子を食べる!

身延山の山頂に訪れたら、絶対に外せないお楽しみがこれです。ロープウェイを降りるとすぐに現れる山頂売店「身延屋」さん。その店先で、香ばしい煙を上げているのがこちら!

備長炭で丁寧に炙られた、大きくて丸々としたお団子「開運・くし切りだんご」です。

このお団子、ちょっと面白い秘密がありまして、手渡される直前に店員さんがハサミで「チョキン!」と竹串の根元を切り落としてくれるんです。その理由は、「串(苦死)を切って幸運を願う」から。なんとも粋で縁起の良いパフォーマンスですよね!

お団子の種類は、高タンパクの湯葉を練り込んだ「ゆばだんご」、身体をキレイにする竹炭を使った「竹炭だんご」、薬膳の「よもぎだんご」の3種類。どれも体に良さそうで迷いましたが、今回は身延特産湯葉使用の「ゆばだんご」をチョイスしました。

注文すると、本当に手渡される直前に店員さんが、
「切らせていただきます。パチン!福が来ますように」
と声をかけながら切ってくれました。これだけで何だかすごく良いことがありそうな気分になります(笑)。


絶品くるみ味噌ともちもち食感、そしてぴょこんと現れたあのお方

お団子を片手に外の展望スペースへ出て、さっそくいただきます!

……ってその前に、とにかく景色が素晴らしい!!

眼下には富士川、その向こうには幾重にも連なる山並み。標高1,153mの山頂らしい大パノラマです。

そしてお団子が美味しい!!

甘辛い濃厚なくるみ味噌だれがたっぷり絡んでいて、噛むともちもちの食感。香ばしい炭火の香りと味噌のコクが口いっぱいに広がり、お腹も心も満たされる大満足の一串でした。

(※ちなみにここは、人気アニメ『ゆるキャン△』で主人公たちが美味しそうにお団子を食べていた聖地でもあります!)

絶品だんごをモグモグ味わいながら、目の前に広がる大パノラマを眺めていると……

ん……?

遠くの山々の左上のほうから、ぴょこんと頭を出しているのは……もしかして富士山!?

てっぺんにうっすらとだけ残雪を残した初夏の姿が、山の向こうから覗いていて可愛すぎる!

さすが山梨県が誇る絶景の聖地、こんなふうに出迎えてくれるなんて最高です。

お腹も満たされたところで、この素晴らしい絶景と、由緒ある山頂の空気をじっくり堪能しに参りましょう!

(つづく)↓

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