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【奈良田温泉】マップ表紙の「ミミンコ」を発見!天神様に残るお裁縫信仰と謎のサルボンキ|奈良田温泉ひとり旅㉖

奈良王神社を後にし、周囲を包み込む山の瑞々しい緑を眺めながら、のんびりと歩くこと約5分。

手元のお散歩マップを頼りに進んでいくと、ついにあの場所へ到着しました。

そう、マップの表紙を飾っていた、あの可愛らしい飾りのある「天神様」です。

マップに書かれた情報によると、こちらには学問の神様として有名な菅原道真公が祀られているとのこと。

そしてマップのその解説のすぐ隣には、例の「三角形」の絵が描かれていました。なるほど、やっぱりこの形をしたものが、噂の「ミミンコ」だったのですね!

小さな祠の軒下に吊るされた、カラフルなミミンコたち。……なんて可愛らしい名前なのでしょう。そして、その姿も名前に負けないくらい愛らしい。
引き戸にあしらわれた赤いお花の飾りとも相まって、秘境の山奥にぽつんと現れたそこだけ、まるで小さな手芸の世界のような愛らしさが漂っています。

ただ、残念ながら「ミミンコが一体何なのか」という肝心な由来は、お散歩マップにも書かれていませんでした。ネットで検索してみても、驚くほど情報が出てこない……。まさに奈良田の隠れた謎です。


菅原道真なのに「お裁縫」の神様? AIに聞いてみたら……

あまりにも気になったので、旅の合間にAIに「ミミンコって何?」と尋ねてみました。
すると、本当か嘘か、真偽のほどは不明ですが(笑)、なんとも興味深い答えが返ってきたのです。

AIによると、ここの天神様は菅原道真を祀っていながら、なぜか学問ではなく「手芸・針仕事」の神様として信仰されているらしいのです。

かつて衣類をすべて手作り(麻を紡ぎ、織り、縫う)しなければならなかった、厳しい山の暮らし。
当時の女性たちにとって「針仕事が上手になること」は、家族の命を守る生活に直結した死活問題でした。そのため、地元の女の子や若い女性たちがこぞってこの天神様を訪れ、「お裁縫が上手になりますように」と願う、切実な心の拠り所になっていたのだとか。

そしてその際、針仕事の上達祈願として、女の子たちが自分で布を縫い合わせて奉納した小さなお守り(奉納物)こそが、この「ミミンコ」なのだそうです。

ちりめんなどの色鮮やかな布の端切れを使い、中に綿を入れてコロンとした三角形に仕上げたお守り。それが、まるで実が結ぶように、祠の周りにたくさん吊るされているのですね。(※他にも安産祈願の意味合いもあるのだとか)

公式な資料がネット上に少なすぎて、これが100%正しい情報かは分かりません(AIの得意技・知ったかぶりの可能性も大いにあります笑)。でも「厳しい山里の女性たちの針仕事への想い」というニュアンスは、現地のあの温かみのある光景に妙にしっくりと馴染む気がします。


さらなる刺客。謎のワード「サルボンキ」に大混乱

しかし、お散歩マップの天神様の説明には、もう一つ気になるパワーワードが書かれていました。
それが、「村人がミミンコやサルボンキを作り、飾る」という一文。

……サルボンキ?
マップには絵の説明すらなく、完全に置いてけぼりです。こちらもAIに聞いてみたところ、

「山梨県早川町奈良田に伝わるサルボンキ(別名:オホンダレ)は、小正月に玄関先に飾られる魔除けの縁起物です。木の枝に顔を彫り、頭の上に団子や木を削った花を飾った男女一対の像で……」

との回答が。えっ!? サルボンキって、「オホンダレ」のことなの!?

それにしても、ミミンコもサルボンキもオホンダレも、奈良田の言葉ってなんだかどれも響きがキャッチーで無駄に可愛い(笑)。

実は、お散歩マップの別の所には、奈良田の有名な小正月行事として「オホンダレ」が可愛いイラスト付きでしっかり解説されているのです。でも、そこには「サルボンキとも言う」なんて一言も書かれていません。
だったら、なんで天神様の説明のところでわざわざ、オホンダレじゃなく「サルボンキ」って書いたの〜!(笑)と、マップの前で一人でツッコミを入れてしまいました。

ちなみに、あとから気づいたのでそれだけを単体で撮影していなかったのですが、今回泊まっていた「白根館」の玄関に、まさにそれらしきものがありました。

写真の端っこの方に写っている、小さめの丸太にフラダンスの藁みたいなものが付いているこれ。恐らくこれが「オホンダレ」です。
でも、天神様のところではそれらしきものは見かけなかったなぁ……。本当にオホンダレ=サルボンキなのでしょうか。

教えて、奈良田に詳しい人!!(笑)

というわけで、奈良田ビギナーの私にはまだまだ謎が多すぎます。
でも、公式なお散歩マップやネット検索だけでは一筋縄でいかない、そんな「七不思議」どころじゃない神秘的な謎があちこちに転がっているところこそ、奈良田という秘境の最大の魅力なのかもしれません。

なんだかミステリー仕立てのまとめになってしまいましたが、私の奈良田お散歩はまだまだ続きます。
次回も、マップを片手にさらに集落の奥へと歩を進めます!

(つづく)↓

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