奈良田温泉の白根館。今日から1泊2日を過ごす、本館2階「二十番」のお部屋へ。

素泊まりのひとり旅、一体どんな空間が待っているのかと扉を開けると……そこには想像以上に居心地抜群の空間が広がっていました。

お部屋はシンプルな6畳の和室です。
ただ、手前にしっかりとした踏み込み(玄関スペース)があり、奥には広縁(窓際の椅子があるスペース)も付いているため、数字以上の開放感があって広く感じられます。

そして何より、窓からの景色がとにかく最高……!

目の前には雄大な山々、そしてバスを降りたときに見つめた「奈良田湖(西山ダム)」が綺麗に見渡せます。窓辺の特等席でこの景色をぼーっと眺めているだけで、都会の喧騒がスコンと抜けていくようです。

客室には扇風機だけでなくエアコンもバッチリ完備されていました。

これから迎える山の夏も、これなら涼しく快適に過ごせそうで安心ですね。

「本当に山奥?」と思うくらい、テレビも普通に映ります。
至れり尽くせり!かゆいところに手が届く充実の「引きこもり設備」
気になるお部屋の備品やアメニティ類もチェックしていきます。

アメニティは浴衣、羽織、歯ブラシ、タオルと、温泉旅に必要な基本セットが一通り揃っています。ただ、メイク落としや化粧水、乳液などのスキンケア類はないので、女子旅の際はマイお気に入りセットを持参するのが確実です。

お茶菓子は置いてありませんが、お茶セットや電気ケトルがあります。

さらに嬉しいのが、冷たいお水のポットが用意されていること!湯上がりの水分補給に困りません。
そして素泊まりプランでありがたいのが、このしっかり冷えた空の冷蔵庫。

道中で買ってきた飲み物や食料をすぐにパッと冷やせるのは、おこもり旅の生命線ですよね。
さらに地味ながら「宿の主人、わかってるなぁ……!」と感動したのが、テレビの下に置かれた多口付きの延長コード。

カメラのバッテリーやスマホ、あれこれ同時に充電したい現代のひとり旅にとって、これは神アイテム以外の何物でもありません。
「山奥の秘湯だし、電波はどうかな?」と少し心配していましたが、私の使っているau回線は完全に繋がりましたし、館内にはサクサク動くフリーWiFiも飛んでいました(他社回線もおそらく問題なさそうです)。
気になる共有の水回りは?(トイレ・洗面)
ちなみに、お部屋の中にトイレや洗面はありません。
……と聞くと「不便なのかな?」と思うかもしれませんが、全くそんな心配は無用でした。

お部屋のすぐ近くに、非常に綺麗に掃除された共用の洗面所と、男女別のウォシュレット付きトイレが完備されています。ピカピカで清潔感があるので、共用でも全くストレスはありません。
しかも今回の滞在中、この共有スペースで一度も他の宿泊客の方と顔を合わせることがありませんでした!共用でありながらプライベート感もしっかり保たれていて、とても快適に過ごすことができました。
温泉オタク歓喜。大判バスタオルが干せる「あの設備」も完備
最後にもうひとつ、踏み込みで見つけて心の中でガッツポーズをしたのがこちら。

大きめのバスタオルを広げてそのまま掛けられる、ワイドサイズのタオル掛けです!
これ、温泉好きなら激しく同意していただけると思うのですが、小さなタオル掛けだと大判のバスタオルがクシャッとなって全然乾かないんですよね。これなら風通しよくすぐに乾くので、「よし、滞在中に何度でもお風呂に行くぞ!」というモチベーションが俄然湧いてきます(笑)。
山奥の秘湯というワイルドな響きからは想像もつかないほど、細やかな気配りと近代的な快適さが詰まった綺麗で素敵なお部屋でした。
さあ、浴衣に着替えてタオルを掴んだら、準備は万端。
いよいよ、ずっと恋い焦がれていた、あの“とろっとろ”の名湯へ突撃してきます!
(つづく)↓