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​【下部温泉】老舗ニュー梅月の名物「かくし最中」!武田信玄の“武道”と山梨の“葡萄”がかかってる!?|奈良田温泉ひとり旅⑤

砂金採り体験をしたあとは、再び下部温泉駅の方へと戻ってきました。

すると、駅から徒歩30秒ほどのすぐ近くに、なんとも昭和レトロな雰囲気を醸し出す気になるお店を発見!

それがこちら、昭和7年(1932年)創業の老舗和菓子店「ニュー梅月」さんです。

「創業90年以上の老舗なのに『ニュー』って付くのが最高にいい味出してる……! もしかして『旧・梅月』もあるのかな!?」なんて妄想が膨らみます。

一般的に店名に「ニュー」と付くのは、高度経済成長期にモダンなライフスタイルへの憧れを込めて名付けられたケースが多いと勝手に思っていたのですが、こちらはそれより遥か前の戦前創業。途中で改名されたのか、それとも当時から最先端のハイカラなお店だったのか、歴史のロマン(と昭和感)が漂います。

さっそく、ワクワクしながら店内へ……

「うわあ!!!びっくりした!!!」(笑)

入店しようとした瞬間、店頭でリアルな店主さん(?)風の人形が出迎えてくれて、本気で心臓が飛び出るかと思いました(笑)。

ゆるキャン聖地の中に佇む、下部温泉名物『かくし最中』

どこか懐かしい店内を見渡すと、和菓子だけでなく色々なものが並んでいます。どうやらアニメ『ゆるキャン△』にも登場したお店のようで、ファンにはたまらないグッズも色々と置かれていました。

そんな「ニュー梅月」さんの看板名物が、「かくし最中」です。

白あんの中に「干しブドウ」が隠れているという一風変わった最中で、その昔、武田信玄が戦の傷を癒やしたとされる「信玄の隠し湯(下部温泉)」の歴史にちなんで作られたのだそう。こういう土地の歴史が詰まったお菓子、大好きです。

……と、ここでハッと気づいたのですが。 武田信玄といえば「武道(ぶどう)」の達人。そして、中に隠されているのは山梨特産の「葡萄(ぶどう)」……。

これ、もしかして綺麗にかかっているのでは!?(笑)
信玄の隠し湯という舞台背景に、歴史と特産品を「ぶどう」の響きでカモフラージュして忍ばせるなんて、もし狙ってやっているのだとしたら、ニュー梅月さん、あまりにもお見事なセンスです。

嬉しいことにバラで1個から購入可能なのですが、お店の方から「ブルーベリー入りもあるよ!」「ひと回り大きいサイズもあるよ!」と、とっても商売上手にお勧めされまして(笑)。

手招きされるがままに、以下の計4個を気持ちよくお買い上げしました!

  • ぶどう入り『かくし最中』(普通サイズ&大サイズ)

  • ブルーベリー入り『下部の宿』(普通サイズ&大サイズ)

宿で実食!最中を剥いで見つけた「隠されすぎたアイツ」

購入した最中は、のちほど今宵の宿(白根館)に到着してから、温かいお茶と一緒にゆっくりいただきました。

まずは王道の「かくし最中」から。

最中の皮にはしっかりと「かくし最中 梅月」の文字が刻まれています。

パカッと割ってみると……おっ、白あんの中に綺麗にぶどうが隠れていました!

ねっとりとした甘めの白あんに、干しぶどうの凝縮された甘みと上品な酸味が絶妙にマッチして、これは美味しい!

続いて、ブルーベリー入りの「下部の宿」

こちらの皮にも同じく「かくし最中 梅月」の文字が。どうやら同じ最中の型を使われているようです。

今度も綺麗に割ってブルーベリーを拝もうとしたのですが……あれ?隠されすぎていて割っただけでは見つからない(笑)。

どうしてもお目にかかりたくて、最中の皮をそーっと剥いでみたら、あんこにひっそりと佇むブルーベリーを発見!(「やめなさいよその食べ方」と自分にセルフツッコミ笑)。

お味はというと、ぶどうよりもさらにブルーベリーのキュンとした酸味が際立つような、でもやっぱり同じような……とにかく美味しいことには変わりありません!

作り方は同じで、中のフルーツが違うだけかと思いきや、原材料を見てみたら材料は同じですが「配合」をそれぞれの素材に合わせてきっちり変えているようです。

老舗の職人技のこだわりが詰まっていて、とにかくお茶が進む!

下部温泉駅からバスで向かう人への「超重要(?)アドバイス」

実は、これから向かう奈良田温泉「白根館」さんには、お部屋によくある「お着き菓子(ウェルカムお菓子)」が置いてありません。

そのため、下部温泉駅から路線バスに乗って一気に山奥の宿へと向かわれる予定の方は、この「ニュー梅月」さんで絶品最中をあらかじめ調達してからバスに乗り込むのが個人的に激しくオススメです!宿に着いてからの温泉上がりの一服が、何倍も贅沢になりますよ。

賞味期限も「6日間」としっかりあったので、旅の途中で食べるおやつにはもちろん、下部温泉のハズさない定番お土産としてもぴったりです。


昭和レトロな空間でお土産とおやつを無事にゲットし、時刻は13時。お腹の虫も本格的に鳴き始めました。

次回は、下部温泉でいただく、待ちに待ったお昼ご飯編をお届けします!

(つづく)↓

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