
昭和感あふれるレトロな案内板に導かれ、ついにやってきました。本日のメインイベントの一つ、バナナ温室です!「バナナワニ園」に来たからには、ワニとバナナは絶対に外せません。

中に入ると、見上げるほどのバナナ……の「木」? と思いきや、実はバナナは木ではなく「草」なんだそうです。

切り株に年輪がなく、たくさんの葉が重なって茎のようになっているのだとか。温泉ソムリエならぬ「バナナ博士」への一歩を、図らずも踏み出してしまいました。
目指せバナナ博士!驚異の成長スピード
温室の中には、ためになるバナナクイズもありました。

Q:バナナは、芽が出て実を収穫するまでに何年かかるでしょう?
①約1年半 ②約3年半 ③約5年半

正解は……①の約1年半!
意外と早い!夏の暑い時期には1日に20cmも伸びることがあるそうで、その成長スピードには驚くばかり。温泉熱のパワー、恐るべしです。
さて、もう一問。

Q:この温室で採れたバナナは、その後どうなるでしょう?
①ワニの餌になる ②従業員のおやつ ③フルーツパーラーで使用される

正解は……③のフルーツパーラーで使用される!
毎朝収穫されたバナナが、そのままパフェなどの材料になるなんて……。なんてワクワクする「園産園消」でしょう。これはもう、食べないわけにはいきません。

吸い込めないほどの濃厚さと、食べるのを躊躇う「大福ワニ」

というわけで、意気揚々とフルーツパーラーへ。先にレジで注文してから好きな席へ向かうシステムです。

レジで伺ったところ、この日「園内産の完熟バナナ」が使われているのは、バナナジュースとスペシャルバナナパフェの2種類だけとのこと。
迷わず、園内バナナを使ったバナナジュースと、見た目に一目惚れした大福ワニを注文しました。

まずはバナナジュース。これがもう、サラサラ感ゼロのドロっと濃厚タイプ! 紙ストローが負けてしまうほどの質感で、全然吸い込めません(笑)。でも、バナナ本来の自然な甘みがギュギュッと凝縮されていて、歩き疲れた体に染み渡る美味しさです。これぞ温泉熱が育てた味!
そして、ついに登場したのがこちら「大福ワニ」!

な、なんというプリティーさ……!

大福の切り込みをワニの口に見立て、中に厚切りのバナナがゴロッと挟まっています。きっと一匹ずつ表情が違う手作り感に、食べるのを一瞬ためらうほど癒やされます。

どの角度から撮ってもフォトジェニック!
意を決して一口いただくと、お餅はモチモチ、粒あんは甘さ控えめ。実はこれ、東伊豆の老舗「花月製菓」さんの大福なのだとか。バナナのフルーティーな甘みと大福の塩気が合わさって、驚くほど完成されたスイーツになっています。バナナと大福、こんなに合うんですね!
伊東と熱川の「縁」を感じるランチメニューも

今回はお腹の都合で断念しましたが、驚きの新名物もありました。 その名も、「園内産完熟バナナで作った熱川ポークカレー バナナコンフィチュール添え」!
なんとこれ、園内で採れた完熟バナナを贅沢に使い、伊東市の「BISTRO KEN」さんと地元の「熱川精肉店」がタッグを組んで作り上げた逸品なのだとか。伊東と熱川を巡った今回の旅にぴったりな、まさに「いいとこ取り」なメニュー。次は絶対にお腹を空かせてリベンジしたい……!

温泉熱のパワーをワニとバナナからたっぷりチャージして、心もお腹も大満足!
……とはいえ、この旅はまだ終われません。
最後の寄り道をしながら、この長かったひとり旅もいよいよフィナーレへ向かいます。
(次回、完結編へつづく!)↓