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【熱川温泉】お湯かけ弁財天と巨大櫓「偕楽源泉」。湯煙の中で温泉たまご、作れる気しかしないのだが!?【伊東温泉ひとり旅㉜】

「いでゆ干物店」さんで、脂の乗った鯖みりんと温かいお姉さんの優しさで、お腹も心も満たされた後は、ふたたび熱川の街歩きを再開します。

お店から歩いてすぐ、またしても視界を真っ白に染めるほどの湯煙が見えてきました。

そこにあるのは、熱川の街を見守る守り神「お湯かけ弁財天」です。

夢のお告げから湧いた「神の湯」

この弁財天さま、実はとてもドラマチックな由来があります。 かつて土地の所有者の夢枕に弁財天が現れ、そのお告げ通りに地面を掘削したところ、見事に湧き出したのがこの熱川の湯なのだとか。以来、感謝を込めてこの地に祀られているそうです。

境内には、ギュッと凝縮された3つのパワースポットが集まっています。

  • お湯かけ弁財天: 像に源泉の熱いお湯をかけながら願い事をすると、願いが叶うと言われています。熱い湯をかけていると、不思議と願い事が叶いそうな気分になってきます。

  • 銭洗いの池: 温泉でお金を洗うと金運アップ!専用の網も用意されているのですぐ出来ます。

  • 縁結びの木(梛の木): 梛(なぎ)の葉は手でちぎろうとしてもなかなか切れないほど丈夫なことから、「縁が切れない」=恋愛成就や夫婦円満の象徴とされているそうです。

たくさんの絵馬が結ばれた梛の木を見上げながら、なんだか幸せ気分。絵馬は駅前の観光案内所で入手可能です。

圧巻のシンボル「偕楽源泉」の櫓

弁財天のすぐ隣に、天を突くようにそびえ立つのが「偕楽源泉」の巨大な木造櫓です。

ここも岩崎源泉に負けず劣らずの迫力!

約100℃の自噴泉が絶え間なく噴き出し、櫓の隙間から溢れ出る湯煙はまさに芸術品です。

柱や樋にこびりついた分厚い「湯の花」の層は、源泉の濃さを物語る天然のオブジェ。温泉好きにはたまらない光景です。

「絶対作れそう」だけど……お預けの温泉たまご

さて、ここでのもう一つの楽しみといえば、源泉を引き込んだ湯枡で「自分だけの温泉たまご」を作ること!……のはずだったのですが。

「源泉の噴湯状態が不安定なため、茹でるのに十分な温度が確保できていません」

という、なんとも残念な張り紙が。 いや、でも見てください。

この猛烈な湯煙。 「絶対いけるでしょ!」(笑) と心の中でツッコまずにはいられませんでした。実際、何かを茹でている方もいらっしゃいました……やっぱりいけるのでは?

とはいえ、源泉たまご体験は現在、公式には「駅前の湯の華ぱぁーくへ」とのこと。 先ほどたまごを食べておいて正解でした。これもおみくじの「一歩及ばず」の余波でしょうか。やっぱり熱川の神様、なかなか一筋縄ではいきません。

湯煙に巻かれ、願いをかけ、熱川のエネルギーを全身で浴びたひととき。 さあ、次は坂をさらに下って、青い海を見に行きましょう。

(次回、熱川の海へ つづく)↓

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