東海館でのんびりしすぎて、気づけば近くのバス停からのバスは行ってしまったあと…(笑)。
次の目的地「道の駅 伊東マリンタウン」までは、ここから歩いても22分ほどですが、このあとの予定を考えて作戦変更。いったん伊東駅に戻り、駅前のバス停から向かうことにしました。これがこの時間帯でいちばん早いルートです。
急いでいるはずが、吸い込まれた老舗お茶屋さん
駅へ戻る途中、湯の花通りでどうしても素通りできないお店を見つけてしまいました。

伊東名物「ぐり茶(玉緑茶)」の老舗、「市川製茶 湯の花通り店」です。
この旅で何度も飲んで、すっかり虜になっていた「ぐり茶」。

「お土産にも欲しいな……」なんて思っていたら、足が勝手に店内へ。

所狭しとお茶が並び、可愛いパッケージのギフト用もたくさん!

見ているだけで楽しくなる可愛さで、「これ、貰ったら絶対に嬉しいやつ!」と確信。

「ぐり茶」が渋くない、納得の理由

店内の説明書きを色々と熟読して、ぐり茶の正体が判明しました。
正式名称は「玉緑茶」。
一般的な煎茶で行われる、茶葉を細長く伸ばす「精揉(せいじゅう)」という工程を、あえて省いているのだそうです。
茶葉に強い力を加えないことで、形は「ぐりっ」と丸まりますが、その分ストレスがかからず、渋みやエグみが出にくいのだとか。

この“ぐりっ”とした見た目から、「ぐり茶」と呼ばれているそうです。
見た目よりも、味に全振り。
なんて潔いお茶なんでしょう。
さらに嬉しいのが、その扱いやすさ。
熱めのお湯でサッと淹れても、まろやかさをキープしてくれるそうで、私のような「適当派」にはぴったりすぎます(笑)。
これはもう、買うしかありません。
ちなみに、ぐり茶がなぜこんなに飲みやすいのか、気になって少し調べてみました👇
💡 ぐり茶がまろやかな理由
ポイントは「精揉をしないこと」。
熱を加えながら強い力で揉み込む工程がないため、茶葉の細胞が過度に壊れず、渋みや苦みが出にくくなります。
その結果、茶葉本来の甘みやコクがやさしく引き出されるのが魅力。
さらに、丸まった形状のおかげでお湯に触れる表面積が広く、成分がしっかり抽出されるため、
見た目は濃いのに、味はまろやかという嬉しいバランスが生まれるんだとか。
「適当に淹れても美味しいお茶」って、正直かなりありがたいですよね(笑)。
自分へのご褒美は、茶農家さんの味

自宅用に選んだのは、「伊豆に香るぐり茶 特撰 荒茶造り」。

葉も茎も粉も分けず、摘みたてをそのまま仕上げた「荒茶」という言葉に惹かれました。茶農家さんが自家用にするという、素朴で力強い味わいだそうです。

ちなみに、最高級の極上ぐり茶「匠」は100gで5,940円! あまりのオーラに、手が震えて持つことすらできませんでした(笑)。
いつかあれを涼しい顔で買える大人になりたい……。
自宅で再現、癒やしの黄緑

帰宅後、さっそく淹れてみました。

適当に淹れたのに、すぐに広がる鮮やかな黄緑色。そして良い香り! 一口飲むと、苦みはないのに強い甘みとコクが口いっぱいに広がります。「あぁ、癒やされる……」。ぐり茶のポテンシャル、恐るべしです。
次はランチも……夢が広がる2階の喫茶
ちなみに、お店の2階には「和憩い処 茶彩」という喫茶スペースがあります。ぐり茶の甘味はもちろん、ぐり茶クリームパスタやぐり茶ざるそば、さらにはぐり茶出汁お茶漬けまで!お腹はいっぱいのはずなのに、メニューを見るだけで夢が広がります。次回の伊東ランチはここで決まりですね。
美味しい戦利品を抱えて、今度こそ目的地「道の駅 伊東マリンタウン」を目指します。
この旅の“持ち帰れる癒やし”がひとつ増えた気がして、なんだか少し得した気分です。
(次回、伊東マリンタウン編へつづく)↓
今回お土産を買ったお店はこちら🍵