大東館をチェックアウトし、名残惜しさを抱えながら歩くこと約10分。 伊東駅から徒歩7分ほどの場所にある、憧れの喫茶店を目指します。

その名も「スイートハウスわかば」。ソフトクリームが有名な、地元で長く愛されている名店です。

メニューに溢れる「可愛すぎる」手作り愛
テレビで見かけて以来、ずっと片思いしていたこちらのソフトクリーム。「観光客で行列かな?」と思いきや、平日の午前中ということもあってか、店内はご主人と和やかに談笑する常連さんの姿が。地元の方に愛されている=当たりのお店。私の中の鉄板方程式が成立した瞬間です(笑)。

席についてメニューを見ると、そこには思わず顔が綻んでしまう言葉たちが並んでいました。

「ほっとけーきは『おいしくなぁれ』と作っているから、『おそい!!』って言わないでね」
……可愛すぎる。おそいなんて言いません、いくらでも待ちますとも! 他にも「そふとくりーむは、毎日大きなお鍋にたっぷりのミルクを入れて作っているんだよ☆」なんて、星マーク付きのキュートな解説にすっかりやられてしまいました。
ご主人のお茶目な一言に、心も「ぽかぽか」
初志貫徹で「ソフトクリーム」を注文。相棒にはアイスティーを選びました。 普段は冷たいものには温かい飲み物を合わせる派なのですが、4月の陽気の中を歩いてきたので、喉が潤いを求めていたんです。
メニューの上に書かれた「やさしいキモチで作ったメニューたちは、ココロもカラダもぽかぽかになるよ🔆」という可愛すぎる言葉を信じ、「アイスティーでもぽかぽかになれるはず(笑)」と自分に言い聞かせます。
注文からわずか3分。

運んできてくれたご主人が、お茶目な笑顔で一言。
「これならティーフロートにすればよかったのに。うふふ。」
この「うふふ」のニュアンス、文字でお伝えしきれないのが残念なほど可愛いんです! 一瞬で店内の空気が和やかで平和な世界に変わる、魔法のような接客でした。
濃厚なのにスッキリ。一瞬で溶けゆく儚いフォルム

運ばれてきたソフトクリームは、丸っこくてぷっくりどっしりとした、なんとも愛らしいフォルム。 つい夢中で写真を撮っていると、上の角がだんだん垂れそうに……!
余計なものを入れずに作られているため、少し溶けやすいのが特徴なのだとか。 あぶないあぶない、と一口。……美味しい! ミルクのコクがしっかりと感じられるのに、後味は驚くほどスッキリ。濃厚さと爽やかさのバランスが絶妙で、あっという間にペロリと完食してしまいました。
人見知りさんもご安心を
お会計の際も、ご主人がフレンドリーに話しかけてくれました。 「うるさくてごめんね、あいつは一個下で昔からの付き合いでさぁ」なんて、常連さんとの賑やかなやり取りをフォローしてくれる気遣いまで。
私、こう見えて実は人見知りなのですが(笑)、わかばさんの空気感は全く嫌な感じがしなくて、とても心地よいひとときを過ごせました。 昭和の香りが漂う素敵な店内ですが、PayPayなどのキャッシュレス決済が普通に使えるのも嬉しいポイントです。
美味しいソフトと、お茶目なご主人。 観光客だけでなく地元の人々が吸い寄せられる理由を、肌で感じられた気がします。

ご馳走様でした!
さて、お腹も心も満たされたところで、お次は歴史あるあの建物へ向かいます。
(次回、東海館編へつづく)↓