爽やかな「まるごとみかんプリン」で目覚めたあとは、お楽しみの朝風呂へ向かいます。温泉地に来たからには、朝の光の中でお湯に浸かる贅沢を味わいつくさなくては!
永遠に入っていられそうな「ぬる湯」の誘惑

まずは、昨夜22時から女湯に入れ替わった大浴場「京の湯大風呂」へ。

昨日入った「流れ湯大風呂」と造りはほぼ同じですが、こちらには露天風呂はなく内湯のみの構成。とはいえ、大東館さんの内湯は天井も高く開放感があるので、内湯だけでも十分すぎるほど気持ちいいんです。
浴槽は「あつい」と「ぬるい」に分かれていますが、迷わず足を入れた「ぬるい」方が絶妙! 体温に寄り添うような温度で、まさに永遠に入っていられそうな心地よさ。朝の身体にじんわりと源泉が染み渡ります。
本格的な解説……なのにシュールな「若おかみ」
湯船に浸かりながらふと目に留まったのが、温泉の説明看板。 そこには、大東館さんの誇る「源泉100%掛け流し」のこだわりがびっしりと書かれていました。
源泉3本を有し、地下50~750mから毎分297ℓ湧出。加水、加熱、循環は一切なし。排水は上部と底部から不純物が流れ出る仕組み……。
この本格的で硬派な解説を、なぜか可愛い鳥のキャラクターが説明してくれているんです。 しかも、その鳥の胸元には「若おかみ」という名札が(笑)。
着物を着ているわけでもなく、ただの鳥が「若おかみ」を名乗るシュールさ。
「これ、スタッフさんの手書きかな?」「もしや若おかみ本人が描いた……?」なんて想像を巡らせているうちに、いや、そもそも若おかみは鳥なのか……? じゃあ自画像?なんて、気づけば、お湯よりも鳥のことを考えている時間の方が長かった気がします(笑)。
浴場内なので、残念ながらその「若おかみ」の姿を写真に収めることはできませんでした。この絶妙に愛らしい鳥の姿は、ぜひ現地の大浴場で、お湯に浸かりながら確かめてみてくださいね(笑)。
朝日に舞う、一ひらの風流
大浴場のあとは、貸切露天風呂へ。

夜のしじまに包まれた雰囲気も素敵でしたが、朝の光を浴びながらの入浴はまた格別です。
ふと見ると、どこから飛んできたのか、桜の花びらがひらひらと湯船に浮かんでいました。

宿の敷地内に桜の木はないはずなのに、風がどこからか春を運んできてくれたようです。図らずも、一ひらの彩りに癒やされる風流なひとときとなりました。
柔らかいお湯と、小さな春の贈り物。 心身ともに完璧にリフレッシュしたあとは、いよいよお楽しみの朝食です!
(次回、大満足の朝食編へつづく)↓