山菜の美味しさに完全にノックアウトされた夕食を終え、お部屋に戻ってきました。
外は相変わらずの猛吹雪ですが、暖かいお部屋で過ごす時間は、これ以上ない贅沢です。
ここで、ついに「あの時間」がやってきました。
松ちゃん市場の「玄米ごま餅」という至福
道中の「松ちゃん市場」で入手しておいた、玄米ごま餅。
「夜のお楽しみに」と、密かに温存していた戦利品です。
これを暖かいお部屋で、のんびりだらだらしながら頂きます。

……最高。
香ばしいごまの香りと、玄米ならではのプチプチとした食感。
暖かい部屋で食べるお餅の、なんと罪深い美味しさよ。
極寒の雪山、ストーブの熱気、そして甘いお餅。これぞ冬の東北旅の醍醐味です。
漆黒の「独泉」タイム
お餅を食べて一息ついたら、寝る前にもう一度温泉へ。

内湯へ向かう外の通路は、夜になるとさらに冷え込みが厳しく、もはや修行の域(笑)。
でも、その先には……

誰もいない、完全なる「独泉」!
夜の木造りの内湯は、昼間よりもさらに幻想的な雰囲気を醸し出しています。
乳白色のお湯に身を沈め、ドバドバと贅沢に注がれるお湯の音だけに耳を傾ける。
外は相変わらずの嵐のような地吹雪の音。でも、この空間だけは別世界。「あぁ、気持ちいい……」と思わず独り言が漏れる、至福のひとときでした。
ちなみに、夜の露天風呂はあまりに寒すぎるのと、風の音がゴウゴウ響き暗くて少し怖かったので、今回は潔く諦めました(笑)。
運命のご来光、4時55分
部屋に戻る途中、共有の「団欒室」に立ち寄ると、明日のご来光時間が掲示されていました。

「ご来光 4時55分頃」
掲示板には、「男女別の露天風呂からご来光が綺麗に見えます(明日が良い 天気でありますように)」との文字。
……あれ? 男女別の露天風呂?
今日は閉鎖されていたような気がするけれど、朝になれば入れるのかな?
窓の外は相変わらずの真っ白な世界。
「……いや、この吹雪じゃ絶対無理でしょ(笑)」
そう心の中で全力でツッコミつつも、そこは旅人の性。
「万が一、奇跡が起きるかもしれないし……」と、一応アラームをセット。
明日、奇跡的に八幡平の神様がデレてくれることを淡く期待しつつ、深い眠りにつくのでした。

おやすみなさい…!
つづく↓