夕陽を堪能したあとは、すっかり「温泉モード」。
松原公園から歩いて15分ほど、土肥温泉で数ある共同浴場の中でも源泉に最も近いと言われる「元湯温泉」を目指します。

歩き出した時はまだ少しは明るかった空も、一歩一歩進むごとに夜の気配が濃くなっていく……。この「お風呂へ向かうワクワク感」と夕暮れの空気、最高に贅沢な時間です。
「源泉かけ流し」ののれんに誘われて

到着すると、入り口には「源泉かけ流し」の文字が躍る立派なのれん。これこれ、これが欲しかったんです!
中に入り、券売機で400円のチケットを購入。タオルや石鹸も各100円で売っているので、手ぶらでも安心です。
脱衣所は棚とカゴのみのシンプルな造り。鍵付きロッカーはないので、貴重品の管理には注意が必要ですね。
熱め×新鮮!“通好み”の一湯でリラックス
地元感強めのシンプルな共同浴場。サクッと派&源泉重視派に刺さる一湯です。
浴場内はシャワーが3つに、小ぢんまりとした湯船が1つ。
「湯船が小さい=お湯の入れ替わりが早くて鮮度が高い」ということ。温泉好きとしては、むしろこのサイズ感が嬉しい!
泉質は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉。
無色透明で肌に優しく、保温・保湿効果も抜群です。結構熱めですが、それがまた心地よく、一日の疲れがスッと溶けていくようです。
突如始まった、裸の国際会議
この日は、小さめの浴場に先客がお三人。
地元の元気なおばあさん2人と、海外の方(静岡在住・日本語堪能)。
全員日本語が話せるはずなのに、なぜか会話のメインは英語とスペイン語(笑)。
狭めの浴場の中、湯気とともに飛び交う外国語。ここは西伊豆のはずなのに、謎の異国空間に迷い込んでしまいました。
すると、おばあさんからロックオン。
「お姉さんは何語がしゃべれるの?大学生?」
「いや、もうだいぶ昔に卒業してます……」と(日本語で)答えると、
「そこは英語で言わなきゃ!」
とダメ出しを食らう(笑)。
裸の付き合いならぬ「裸の国際(?)交流」を楽しむ、なんとも愉快なひとときでした…!
1分前の攻防戦
心も体もポカポカになり、リラックスしすぎて時計を見ると……
「やばい!バスの時間!!」

外に出ると、あたりはもう真っ暗。

バス停までは徒歩1分ですが、到着したのは発車1分前でした。
これを逃すと次は1時間後。この暗闇の中で1時間待つのはさすがに辛い……。
「危うくもう一度お風呂に入りに戻るところだった(笑)」と、冷や汗をかきつつバスに飛び乗りました。
さて、そろそろこの旅も終わり。
最後にお土産を買って帰りましょう!
つづく↓