なまこ壁通りから、さらに歩くこと2分ほど。
これまた立派ななまこ壁の建物が見えてきました。「伊豆文邸」です。

明治の繁栄を今に伝える呉服問屋
ここは明治43年(1910年)に建てられた、かつての呉服問屋の店舗兼住宅。
かつて西伊豆の物流拠点として栄えた松崎の繁栄ぶりを今に伝える貴重な遺産で、現在は無料休憩所として一般公開され、松崎町観光の立ち寄りスポットになっています。
「カッコイイ建物だなぁ、ちょっと一休みさせてもらおうかな」
くらいの軽い気持ちでお邪魔したのですが……。
なんじゃこりゃー!お座敷いっぱいに並ぶ数十体の「雛人形」
一歩中に入って、思わず叫びそうになりました。
「なんじゃこりゃーーー!」

不意打ちで目に飛び込んできたのは、お座敷を埋め尽くすほどの雛人形!
この記事を公開している今日は、ちょうど3月3日「ひな祭り」。 なんという最高のタイミング。

天保12(1841)年生まれの貴重な「古雛」から、現代の豪華な段飾りまで、新旧のお雛様がずらり。
かつて呉服問屋だった広い空間に飾られているせいか、まるで明治時代にタイムスリップしたかのような、不思議な情緒に包まれます。
今日は女の子の健やかな成長と幸せを願う日。
このお雛様パワーにあやかって、ついでに私の幸せも全力で祈っておきました(笑)。 皆さんの願いも、お雛様に届きますように!
〆は「伊豆文の足湯」でリラックス
お雛様の迫力に圧倒されたあとは、建物のすぐ裏手へ。

ここには、誰でも無料で入れる「伊豆文の足湯」があるんです!

なまこ壁の情緒ある建物を、お湯に浸かりながら見上げることができる贅沢なスポット。

ここまで結構なペースで歩いてきたので、じんわり温かいお湯が脚に染み渡ります。あぁ、極楽……。
なまこ壁の町並みを歩き、歴史あるお屋敷でお雛様を愛でて、最後は足湯で締める。
これこそが、松崎観光の「王道コース」かもしれません。
さて、しっかり幸せも祈ったところで(笑)、弾丸観光もいよいよ終盤。
次回は、いよいよ松崎が誇る“漆喰芸術の聖地”「伊豆の長八美術館」へ向かいます!
つづく↓