道の駅で温泉水とプリンをゲットした後、次なる目的地を目指して15分ほど歩きます。
やってきたのは、昭和レトロな佇まいが素敵な老舗菓子店「日新堂菓子店」さん。

ここはあの文豪・三島由紀夫が下田を訪れるたびに通い、ここのマドレーヌを絶賛したという有名なお店。

下田に来たからには、その味を確かめないわけにはいきません。
文豪を虜にしたマドレーヌと、黄金色のレモンケーキ
店内には、お目当ての品が誇らしげに並んでいます。

名物のマドレーヌは、手に持つとずっしりと重みを感じるタイプ。

最近流行りのふわふわと軽い食感ではなく、昔ながらの卵の力強さを感じる、密度の高い贅沢な味わいです。

三島由紀夫が「下田に来たらこれ」と決めていたのも頷ける、一本筋の通った美味しさ。

そして、その横で誘惑してきたのがレモンケーキ。

このレトロなラグビーボール型に、つやつやのレモンチョコ。そう、これアイシング(砂糖がけ)じゃなくて、チョコなんですよね。この懐かしいビジュアルに抗えるはずもなく、結局マドレーヌとのセットを購入してしまいました。
新説?寒さ対策は「骨を温める」のが正解!?
さて、この日は風が強くてとにかく寒い!
私は無意識に、袖から指先が少し出るくらいの“萌え袖”状態で寒さをしのいでいたのですが……。
それを見たお店の方が、笑顔でこう仰ったのです。
「そうよ、それ良いわね。そうやって骨をあっためれば良いのよ、結局。」
……骨!?
皮膚でも筋肉でもなく、骨を温めるのが正解だったとは!知らなかった(笑)。

そう言われてみれば、お店のすぐ横には「手湯」が設置されていました(残念ながらこの日はやっていませんでしたが)。
もしかして下田のこの界隈では、古くから「手の骨を温めることの重要性」が説かれているのでしょうか……。不思議な説得力に、なんだか妙に納得してしまいました。
骨を温めるコツ(?)も教わり、身も心も(骨も?)温まったところで、そろそろ駅へ戻ろうと思います。
……が、せっかくここまで来たのなら、あそこを素通りするわけにはいきません。
下田で最も情緒あるあのみち、「ペリーロード」をチラ見しに寄り道です。
つづく↓
🛍 寄り道メモ:洋菓子処 日新堂