
伊豆の文学と自然、そして極上の温泉を求めて——。
今回は、日本秘湯を守る会の会員宿であり、『伊豆の踊子』誕生の地として知られる湯ヶ野温泉 「福田家」 をメインに、河津から修善寺へと辿った1泊2日の旅をまとめました。
全30回にわたる濃密レポートで、伊豆の奥深い魅力を余すところなくお届けします!
1日目:河津の絶景と七滝スタンプラリー、そして物語の宿へ
旅の始まりは河津から。海、温泉、そして滝。伊豆の自然を全身で浴びるスタートです。
① 河津の海と自噴する温泉の迫力

駅から徒歩5分で出会える「海どーん!」な絶景露天「舟戸の番屋」で、まずは旅の洗礼。さらに、30mも噴き上がる「峰温泉大噴湯」で、出来たての温泉たまごを頬張ります。
② 河津七滝スタンプラリーと隠れ家ランチ

バスの時間を巡る小さな奇跡から始まった「河津七滝」巡り。

マイナスイオンたっぷりの遊歩道を歩きながらスタンプを集めます。

ランチは竹林に囲まれた隠れ家「ひぐらし」で、炭火焼肉と絶品のかまど飯を。
- 宿泊記③ 発車20秒前の奇跡!河津駅で手に入れた「200円の幸運」
- 宿泊記④ 踊子像に出会う。マイナスイオン全開の滝巡り
- 宿泊記⑤ 隠れ家レストラン「ひぐらし」の七輪ランチ
- 宿泊記⑥ 想定外の濃密散歩!七滝スタンプラリー完走
- 宿泊記⑦ 孤独のグルメ聖地「七滝茶屋」の誘惑
【宿泊記】湯ヶ野温泉「福田家」:時が止まった文学の宿

今夜の宿は、日本秘湯を守る会 会員の宿「福田家」。川端康成が愛し、数々の映画の舞台となった、まさに「物語の中へ」入り込むような体験です。
▼ 今回、宿泊した「日本秘湯を守る会」のお宿はこちら
映画の舞台「踊り子 七」の間と名湯・榧風呂

山口百恵さんや吉永小百合さんも過ごした特別な客室、大正ロマン漂う館内。そして、100年前のタイルが美しい「榧(かや)風呂」。

お湯の中に身を沈めれば、時空を超えたミステリーに浸っているような感覚に。
- 宿泊記⑧ 川端康成が愛した湯ヶ野温泉「福田家」に辿り着く
- 宿泊記⑨ 映画の舞台「踊り子 七」。伝説のお部屋へ
- 宿泊記⑩ 大正ロマンの迷宮、名部屋「踊り子 七」探検記
- 宿泊記⑪ 100年前のタイルが可愛い!「榧風呂」のミステリー
- 宿泊記⑫ お湯の中は宝石箱。岩風呂と露天風呂に心ほどける
伊豆の幸に酔いしれる晩餐

金目鯛の煮付け、猪鍋、そして念願の「わさび丼」。個室でゆったりと味わう伊豆の恵みは、旅のハイライト。夜は川端康成に思いを馳せながら、静かに更けていきます。
- 宿泊記⑬ 至福の晩餐:金目鯛と猪鍋、わさび丼
- 宿泊記⑭ 執筆宿で『伊豆の踊子』をポチる。物語と繋がる夜
- 宿泊記⑮ 「伊豆の踊子」の舞台を夜散歩。対岸から宿を眺める
- 宿泊記⑯ 太宰治も籠もった宿。100年前の情景を探す湯ヶ野の朝
2日目:天城越えから修善寺へ。歴史と温泉街の散策
宿をチェックアウトした後は、さらに北上。天城の峠を越え、歴史ある修善寺温泉を目指します。
天城越えと浄蓮の滝

道の駅「天城越え」では、生本わさびソフトの刺激に驚き、福田家の歴史の裏側に触れる貴重な展示も。

名曲でもおなじみ「浄蓮の滝」は弾丸観光ながら、その迫力に圧倒されます。
- 宿泊記⑰ 川沿い個室で味わう、伊豆の恵みたっぷりの朝ごはん
- 宿泊記⑱ 資料室で見つけた、文豪の「すまん、すまん」
- 宿泊記⑲ 湯ヶ野温泉にさよなら。『伊豆の踊子』から100年の朝
- 宿泊記⑳ 贅沢!すりおろし生本わさびソフト(天城越え 前編)
- 宿泊記㉑ 福田家「榧風呂」の秘密がここに!(天城越え 後編)
- 宿泊記㉒ 浄蓮の滝:わさび田を駆け抜ける33分弾丸観光
修善寺温泉:歩いて、食べて、湯に浸かる
旅の締めくくりは修善寺。

生わさびを一本丸ごと贅沢に使う蕎麦ランチから始まり、修禅寺の参拝、源頼家の墓に挑む「お伺い石」体験など、見どころ満載。

最後はリニューアルした「筥湯(はこゆ)」で旅の汗を流します。
- 宿泊記㉓ 修善寺「独鈷そば大戸」:丸ごと一本の生わさび
- 宿泊記㉔ 日枝神社:不思議な3本杉と巨木のパワーに圧倒される
- 宿泊記㉕ 静寂の「修禅寺」:温泉が流れる手水舎と飲泉体験
- 宿泊記㉖ 源頼家の墓で「お伺い石」の重さに挑む
- 宿泊記㉗ 独鈷の湯から始まる修善寺。足湯「河原湯」で休息
- 宿泊記㉘ 古民家カフェ「あまね」:コタツと抹茶おしるこ
- 宿泊記㉙ リニューアルした「筥湯」へ。散策の締めくくり
- 宿泊記㉚ 完結|思い出の猪最中と共に帰路へ
旅を終えて:100年の時を超える「物語の旅」

今回の旅は、単なる温泉旅行ではなく、『伊豆の踊子』から100年という時を繋ぐ、濃厚な文学体験となりました。
福田家のギシギシと鳴る階段、川のせせらぎ、そしてツンと鼻に抜ける本わさびの香り。
伊豆を訪れる際は、ぜひ一冊の文庫本を手に、この物語の舞台を歩いてみてください。
▼福田家の詳細なまとめはこちらから
[【伊豆 湯ヶ野温泉】福田家まとめ|伊豆の踊子の舞台、名湯と猪鍋を味わう物語宿]