玉川温泉に到着してチェックインを済ませたあとは、いよいよ名物の天然岩盤浴（屋外）へ！
実はこの天然岩盤浴（屋外）、地熱で温められた天然の岩盤に寝転ぶという、世界的にも珍しいスタイル。
中でも、微量の放射線を発する希少な北投石のエリアでは、身体の芯からぽかぽかと温まり、古くから湯治として親しまれてきたそうです。
…とはいえ、気になるのはやっぱり。
- どこでやるの？
- 初心者でもできる？
- 持ち物たくさん必要？
- 観光客が気軽にできるものなの？
そんな疑問を持ちながら、実際に行って体験してきました！
◆ 結論：思ったより全然気軽にできる！
結果から言うと、天然岩盤浴（屋外）は初心者でも気軽に体験できます！
手ぶらでも最低限は売店で揃うし、初心者でも変に浮いたりもしません。
「本格湯治の聖地」と聞くとちょっと構えてしまいますが、観光ついでにちょっと体験してみたい、そんな人でも気軽に挑戦できます。
◆ とはいえ…最初はちょっと不安だった
「天然岩盤浴（屋外）やってみたいけど、持ち物多くて大変そう…」
「そもそも場所取りできるの？常連さんが陣取ってるんじゃ…？」
そんな不安があって、行く前は半ばあきらめかけていました。
前日は乳頭温泉を徒歩で湯めぐり予定だったので、荷物は少なく身軽にしたくて。屋内岩盤浴の方が快適で効果も変わらないという口コミも見かけ、「屋内だけでもいいや」と特に準備せずに出発。（屋内用には作務衣のレンタルあり）
◆ 売店でゴザを調達して現地へ！
玉川温泉にチェックインしたのは16時前。天然岩盤浴（屋外）の小屋は17時までらしい。
やっぱり気になるから、見るだけでも行ってみようと部屋を出て、途中で売店を通ると…
ゴザが売ってる！
テンションが上がって、あきらめかけていた気持ちはどこへやら。一気にやる気モードに！
でもちょっと待って！服装はTシャツ＆デニム…。岩盤浴向きじゃないけど、勢いで突撃！
可愛いゴザと小さめバスタオル、ついでに水を購入して、ウキウキで天然岩盤浴（屋外）場へ！
◆ 小屋のあるエリアまで歩く
玉川温泉自然研究路の入口を進むと、湯けむりと硫黄の匂いが広がってきます。
川の水もまっ黄色！温泉成分のすごさを感じます。
途中、あちこちで岩盤浴をしている人がいましたが、初心者の私は熱が安定している小屋エリアへ。
5分ほど歩くと、小屋が見えてきました。
◆ 3つある岩盤浴小屋、温度がちょっとずつ違うみたい
この岩盤浴小屋（テント）は3つ並んでいて、奥に行くほど熱くなるって言われているそう。
私が着いたとき、ちょうど一番奥の小屋が空いたので、入ってみることに。
これがしっかり高温で、寝転んですぐじわり汗が。
真ん中の小屋も「熱め」とされていますが、まわりの方の話だと「意外と熱くなかった」という声もちらほら。中温くらいなのかも？
一番手前の小屋はぬるめだそうなので、岩盤浴が初めての方や長く入りたい方に丁度良さそうです。
※その日の気温や地熱によって変わるので、空いているところや体調に合わせて選ぶのが◎
◆ デニムで岩盤浴、やってみた笑。
ゴザを敷いて、体にバスタオルをかけて、昨日鶴の湯でもらったフェイスタオルを枕代わりにゴロン。
じわ～っと温まって、5分もすると汗がじんわり。
気持ちいい…！
デニムでもヤバいやつだと思われて浮くこともなく、まわりの人もラフな格好。6月末のこの日は、バスタオルも使わず横になってる方もいました。
◆ 岩盤浴小屋の快適ポイント
- カバンを掛けられるフックあり
- 静かで落ち着いた雰囲気
- 利用可能時間は朝6時〜夕方17時まで
ゴザから見える景色も最高！
1回40〜50分くらいが目安だそうです。私も、17時頃に係の方が「そろそろ終了です」と来てくれるまで、あっという間の45分間でした。
◆ 翌朝も行っちゃいました。
気持ちよすぎて、翌朝6時にも再訪。今度はパジャマ用として持ってきていたTシャツ＋リラコの快適スタイルで！
◆ 私が実際に使った持ち物
▼持参したもの
・ユニクロのリラコ＋Tシャツ
・フェイスタオル（汗拭き＆枕用）
▼現地で購入
・ゴザ
・小さめバスタオル
・ペットボトルの水
宿泊者は売店横のゴザ置き場が使えて便利。客室ごとのロッカーもあります。
使い終わったゴザを捨てられる専用スペースもあるので、帰りもラクラク！
◆ まとめ：天然岩盤浴（屋外）、初心者でも気軽に楽しめて最高だった！
「敷居が高そう」「装備が大変そう」って思ってたけど、実際はラフな格好でも全然OK。
勇気を出して行ってみて、本当によかったです！体も心もスッキリ。
無料で、自然の中でここまで気持ちいい岩盤浴ができるなんて、やらなきゃ損…！
これから行く方の参考になれば嬉しいです。
ぜひ一度、この屋外×天然×無料の岩盤浴を体験してみてください◎
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▼ 次回予告
天然岩盤浴（屋外）でかいた汗は、もちろんあの強酸性の温泉でスッキリ流しました…！
次回は、玉川温泉名物の大浴場体験へ向かいたかったのですが…
つづく↓
▶ 秋田ひとり温泉旅【玉川温泉・鶴の湯】（全36記事まとめ）を読む
